天狗裁き(てんぐさばき)

寝言をいって眠っていた男を女房が起こし、どんな夢を見ていたのかときく。夢なんか見ていないといい張ったため夫婦喧嘩となる。仲裁にはいった隣人、家主にも夢は見ていないと頑張ったため、店立てを食って奉行へ訴える。奉行にも夢を教えなかったため、庭の松の木につるされる。これを天狗が助けてまた夢をきき「教えないと八つ裂きにする」「助けてくれ、ウーン」女房が「あんた、うなされてどんな夢を見たんだい」

解説
上方種で、上方で米朝、東京は馬生がやった。

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